バックボード,インタビューボード 記者会見の背景で見るバックドロップの作り方
ここでいうバックボードとは記者会見の背景に使われているロゴの入ったチェック柄の壁紙のことです。ネットでポップでは、この記者会見の背景としてよく見かける、チェック柄、格子柄、市松模様の背景(バックボード)の作成を支援しています。 バックボードの必要性、メリット、デザインの考え方と、自分で作る方法等々、トータルに網羅しましたので、ご興味のある項目を目次から辿ってください。
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目次
- バックボードがあったほうがいい理由、時と場所は?
- バックボードが必要か?欲しいか?を検証
- バックボードの色々
- バックボードをどうやって作るか?
- バックボードのデザイン
- バックボード制作サービスを依頼
- 余談
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バックボードがあると良い理由と、時と場所とは?
バックボード(インタビューボード)とは、マスメディアなどに向けて行なわれる記者会見の際、取材を受ける人物の背景に写り込むことを想定し、広告・PRを目的として作成・使用される衝立(ついたて)または撮影背景の一種です。バックボード、インタビューパネル、会見パネル、バックパネル、スポンサーボード、ロゴボードなど、さまざまな呼ばれ方があります。
最近は記者会見に利用されることが当たり前ですが、未だに印象に残っているのはメジャーリーグからの引退を表明したイチロー選手のインタビュー会場に設置されたロゴ・バックドロップがありました。
撮影される写真や動画の中にしっかり “ロゴ”と “ドメイン” が映りこんでいます。
もしこれがバックボードなしの会見場であったら、殺風景で、撮影された写真やビデオにはインパクトが少なくなっていたでしょう。 そして写真や映像を見ただけでは「どこの記者会見」を伝えることができなかったかもしれません。
せっかくの撮影機会を最大限に活用するために企業や組織は、記者会見用バックボードを置いて、背景には組織名やロゴを入れているのです。
最近、「バックボードを見る機会が多くなったなぁ」と思いませんか? 逆にバックボードのない記者会見を見たことがありますか? ではなぜバックボードを置く記者会見が増えたのでしょうか?
バックボードが利用される理由は、慣習、行動様式の変化が生み出した新しい情報伝達方法が確立したことが主な理由です。 スマホの普及、そしてSNSが普及したことが大きく影響し、他人が撮影した写真やビデオを見る機会がここ10年間で飛躍的に増えたからです。
バックボードが必要な理由を整理すると下記の点が挙げられます。
- (機会の増加)写真に撮っておこう! と思わせる演出により宣伝のチャンスが生まれる
- (認知効果)バックボードのある環境で撮影した写真は、シェア・リツイートなどされた際に何であるかがわかる
- (インパクト)人々の目が、バックボードがある環境に慣れ親しんでいて、ないと貧弱な印象さえ感じる
- (拡散効果)強いインパクトがあることと会見者が明確なことでリツイート・拡散されやすい
どんなシーンでバックボードは有効か?
少しの予算で、上記の効果が望める訳ですが、具体的にどんな場面でバックボードがあった方が良いと考えられるでしょうか?思いつくままにリストアップしてみます。
- インタビュー会場
- 会社説明会・入社式
- 新商品発表会
- セミナー会場
- 展示会・コンベンション会場・見本市
- 地域イベント
- 観光地のフォトスポット
- 飲食店などの記念撮影スポット
- 結婚式場または2次会の会場
※結婚式場や2次会の会場では、式を挙げる新郎新婦が用意するのではなく、会場の運営者が自社のロゴを入れて用意する方がメリットが多いようです。それは結婚式式に参加できなかった友人・知人にもSNSの写真を見るだけでどこの会場が利用されたのかが伝わるので、ブランディング効果が高くなるからです。
※上記にリストアップした 飲食店などの記念撮影スポット とは、SNS撮影用に店内に場所を設け、お客様が「写真撮って投稿しようかぁ?」という気になりやすいように準備された「記念撮影スポット」のことです。
背景のない普通の会議室 vs ある会議室
ロゴバックボードのない会議室
ロゴバックボードのある会議室
「会議室に入る瞬間に与える印象」が大きく違います。会議室に入る瞬間、入室する人に「会議と出席者がハイ・グレード」であることを示す強いメッセージを発します。汚い会議室か整理整頓された会議室に入室する時に印象が違うことと同じで、バックパネルがあると、整理整頓された会議室を一段高いレベルに押し上げます。
少し極端な具体的としては、普段は河川敷で試合をしている草野球チームが観客席のある区民球場で試合をする、という例。
普段は公民館で演奏会をしている楽団が、シンフォニーホールでコンサートを開く、という例。
これらの例との関連性は「社内報で見たあの会議室/研修室だ!」という記憶を呼び覚ましたり、立派な会場で行われる会議に出席するのだという自覚を呼び起こすのです。そして出席者の一人一人が、会場に相応しい態度、集中力を準備することが期待できます。
人の印象は目に見えないし、計測不能なものなので、効果の測定は読者の皆様の想像力にかかっています。 しかし、多くの会社、イベント会場、公共機関の記者会見ルーム、会議室には、必ずと言って良いほどにロゴ・バックボードが設置されていることに気づいておられれば、その効果を認める人がどれほどいるのかは簡単にご想像いただけるのではないでしょうか。
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バックボードが必要か?欲しいか?を検証
格好良さとは? 人がポジティブな印象を持つか? そのシーンを記憶に残すか? といったことは数値化することが難しので、「必要かどうか? 欲しいか?」 への答えが「ハイ」だからと言って、即用意しようという事にはなかなかならないと思います。
企業、組織として 「欲しい、必要だ」 と思ったら、その効果を具体的な数字に表す必要があるでしょう。 ここまでの説明で、バックボードがあるとどのような効果をもたらす可能性を秘めているか をご理解いただけたと思います。 下記にリンクしたエクセルシートでは、バックボードの利用される回数を計算して1度の写真や投稿が負担する制作コストを簡単に計算します。1度の投稿が負担すべき制作コストをはっきりさせ、購入に値するかどうかを費用対効果の面からも判断するべきだと思います。 ぜひ日一度ダウンロードしてシュミレートしてください。
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バックボードの色々
下記の写真は最近の会見で良くみられる風景をYoutubeのANNニュース番組から抜粋してスクリーンショットを取り、その大きさなどを理解する目的で掲載したものです。写真の会見風景でバックボードの全体の大きさがだいたいどの程度なのかを把握できると思います。
固定式で良いか?移動式が必要か?
バックボードは一般に、固定式 か 移動式 の2種類に大きく分類できます。
これまでバックボードと言えば、イベント会場で利用されることが多く、移動が可能なスタンド + スタンドに貼り付けるパネル の2つのパーツから構成されることが一般的でした。 レンタルした会場にバックボードを設営する場合には、固定式という訳にはいかないのですが、自社のスペースに設営する場合には、スタンドが必要ないことが多いです。 スタンドはスチール製で大きさによりますが、4~20万円程度で販売されています。 スタンドが必要なければこの部分の費用を割愛し、バックボードの印刷・制作代金だけで済むので、格安に同じ環境を手に入れることができます。
また、スタンドはレンタルする手もあります。レンタルスタンドの費用も大きさによります。1~2日の短期間であれば、1万円前後でレンタルできるので、わざわざ購入する必要はないかもしれませんし、何度もイベントで利用する場合には購入すべきかもしれません。 参考:他社の バックパネルスタンド レンタル サイト
つなぎ目はどの程度目立つのか?
一枚の大きな紙か、布に印刷しようとすると高額になってしまいます。 壁紙でもつなぎ目は存在するように、バックボードの面を分割して用意すると割安になります。その時、「設置後のつなぎ目が目立たないか?」気になるところです。つなぎ目はどの程度目につくものなのでしょうか? 下記の写真に赤線でかっこった部分がつなぎ目になっています。写真からも分かるとおり、答えは「あまり目立たない」という事で異論はないと思います。
つなぎ目がわかるかどうかの写真 遠目
つなぎ目がわかるかどうかの写真 クローズアップ
バックボードを固定する方法
固定式であれば、裏面をなるべく厚みのない両面テープで貼り付けるだけでインストールできます。パネル式で制作すれば、素人がインストールした場合でもつなぎ目が目立つことはないし、表面が波打ってしまうこともありません。おすすめはパネル式での両面テープ固定です。
その他には、マジックテープを利用して貼る方法があります。この方法なら取り外しが簡単ですが、外している間は会議室(普段設置してある場所)にマジックテープの相方が残りますので、壁と同色の目立たない色のマジックテープをご用意いただくのが良いと思います。
バックボードの背面に両面テープを取り付けた様子
バックボードの背面にマジックテープを取り付けた様子
壁紙として専門家にインストールさせる方法もあります。
バックボードにはラミネート加工を施した方が良いのはなぜか?
コーヒーがかかってしまった! など、不測の事態が起こってしまったとしても表面を水拭きするだけでさっと汚れを落とすことができます。 また、マットラミネートを施せば、撮影時の光の乱反射を抑えることができます。 逆にグロスラミネートでは印刷した色を鮮やかに見せ、きらきらした印象に仕上げることができます。 そして、いずれのタイプのラミネートでもバックボードの寿命を長くすることができるからです。
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バックボードをどうやって作るか?
「バックボードを自作する」としたら、ひとマス毎にプリンターで印刷してつなぎ合わせることになるのでしょうが、時間的・コスト的に考えて、印刷はなるべく大きなメディアに印刷してもらうのが経済的かつ効率的だという結論に辿り着くのですが、自作の方法も完全にないという訳ではありません。
よって、下記の自作方法の章は、印刷に出す原稿の作り方の説明をし、制作を依頼する場合との 2つのケースについて検討していきます。
バックパネルの自作方法
バックドロップは大きなメディアに印刷して作るものだ。家庭用プリンターでは無理だ・・そう思っていた矢先、先日テレビを見ていたら、北海道の記者会見で、自作したと思われるバックボードを目にしたので、注目したいと思います。 こちらは、A3の用紙にロゴや組織名をプリントし、壁に規則正しく貼り付けたものだと思われます。これだと、急に決まった記者会見などでも、既にお持ちの機材で費用もかけずにバックボードを作成することができるので、驚きと共に感動しました。
この例では、A3の紙をそのまま利用しているようですが、正方形にカットすると、オーソドックスなバックドロップと同じイメージが出来上がります。この方法をとるのであれば、作成方法に特筆するべき要素は思いあたりません。
おすすめの方法としては、原稿を作成して大きなメディアに印刷するところを業者に頼むという方法です。まず原稿データを作成するアプリケーション・ソフトが必要です。アプリは、アドビのイラストレーター(推薦)、フォトショップ、またはマイクロソフトのパワーポイントを選択することが、アプリの性質上相応しいと思います。
デザインを作成する前にひとマスのサイズと、用紙のサイズを先に決めて、そのうえで適切なサイズの台紙(テンプレート)を利用してデザインを始めると効率的です。 データ作成用テンプレートも無料ダウンロードできるように、ご用意しておりますので、このまま次の章、「バックボードのデザイン」にお進みください。
ネットでポップに制作を依頼する場合
制作をネットでポップにご依頼いただける場合は、デザインデータの作成から制作まで一括してサポートしていますので、下記「バックボードのデザイン」の章にざっと目を通していただき、「ネットでポップのバックボード制作サービスの詳細」へお進みください。
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バックボードのデザイン
バックボードのデザインでは、A.柄の確認、B.マスの大きさ、C.マスの色、D.利用するアプリ、E.デザイン の順に吹き出しを見出しに説明しました。
A.バックパネルは格子柄・市松模様・チェック柄のデザインで良いか?
バックパネルの定番デザイン「格子柄」「市松模様」「チェック柄」・・・。バックパネルは格子柄のデザインばかりかと思われがちですが、SNSが盛んな今、展示会やイベントなどの撮影スポット、記念撮影エリアの背景幕としてバックパネルがとっても人気です。 バックパネルは2m~3mあり、人物よりも大きな背景を作り出すことでインパクトのあるビジュアルを表現しています。 人物が立つ位置を想定しした上で、ロゴ、ハッシュタグ、QRコード、URL、会社名などの SNS情報に投稿された時に映したいオブジェクトを配置します。 一般的な看板やバナースタンドサイズでは表現できない、大きなバックパネルはアイディア次第で何通りものデザインが考えられるでしょう。
オーソドックスなのはやはりチェック柄のデザインです。理由はどの位置から撮影されたとしても等しいチャンスでロゴが映り込むことが期待できるからです。特に希望やアイディアがない場合は、格子状のデザインが無難だと思います。
B.ひとマスの大きさをどうやって決めるか?
ひとマスの大きさを決めると、マスの中に描かれる「ロゴ」、「会社名など」の大きさが決まります。すると、バックボードを実際に設置する位置と、カメラマンの距離、撮影される人物からバックボードまでの距離を把握しておく必要があります。 それは、撮影した写真の中では「会社名が読めない!」「どこのロゴだかわからない!」という事態を未然に防ぐためです。 逆に言うと、距離を想定してロゴ、あるいは会社名が「何センチx何センチ」に収まっているべきか?を先に決めることが大切なのです。
特に撮影時には、カメラのズームモードが利用されるはずですから、被写体となる人物とバックボードの距離が特に重要です。
- マスのサイズが大きすぎる場合、被写体にズームして撮影した時に、映り込むマスの数が少なくなり、すべてのオブジェクトが映らない。
- 逆にマスが小さすぎる場合、被写体を撮影したフレームではオブジェクトが小さすぎて識別できない。
大きすぎのチェック柄
大き目の適正サイズ
適正サイズ
ひとマスが小さすぎ
という事になります。
適正なサイズでは、被写体を撮影した時に、全種類のマスがフレーム内に収まっていて、マスに印刷されたロゴ、文字などのオブジェクトが識別できる大きさという事です。
これを調べるには、1辺が30センチの正方形にオブジェクトを印刷したものを用意し、バックボードを置く位置に貼り付けておき、テスト撮影すると、30センチより大きくするべきか、小さくするべきかを判断できます。こうして距離に応じた適切なマスの大きさを事前に把握しておくことが肝要です。
C.マスの色はどうやって決めるか?
コーポレートカラーが決まっているのなら、その色を使うべきです。 色が薄すぎる場合、境目がぼけて市松模様がぼやけてしまうことがあります。その場合には多少の色調整が必要かもしれません。 2色利用する場合には、コーポレートカラーと白の組み合わせがおすすめです。コーポレートカラーに色指定がされている場合で色の再現性が求められる場合は、色番号をフォームよりお知らせください。 利用する用紙、プリンター、プリンター設定、ラミネートをしたサンプル色を送付させていただきます。 またその際に色見本も同封します。
スポンサー・ロゴ・バックドロップ(スポンサーボード)のように、複数社のマスが必要な場合で、それぞれにCIで推し進めているロゴや背景に指定色が設定する場合は、選択の余地はなく、デザイナーさん、ロゴ仕様書に従ってデザインすることになります。
D.原稿を作成するアプリは?イラストレーター、パワーポイント?
多くの場合、用紙サイズに合わせて、マスの大きさを調整する必要があるため、会社名とロゴはイラストレータなどのベジェエ(パス)方式で保存されているデータが必要です。 拡大した時にモザイク模様が出ないからです。 イラストレータ用のデータ作成用テンプレート(台紙)をご用意しました。ご利用の用紙サイズのテンプレートをダウンロードしてください。
バックドロップ・のテンプレート:アドビ・イラレ用
- backdrop_700x700mm-cs2.ai
- backdrop_900x900mm-cs2.ai
- backdrop_A1-Squares-20-cs2.ai
- backdrop_A1-Squares-6-cs2.ai
- backdrop_B0-Squares-15-cs2.ai
- backdrop_B0-Squares-20-cs2.ai
E.デザインを作る
色、ロゴ、会社名、マスの大きさが決まったら、格子柄デザインの作成です。 デザイン上での注意点は、用紙のサイズ内でマスが終了することです。つなぎ目はマスの切れ目になるという意味です。マス目の切れ目でつなぎ合わせることができれば、つなぎ目はほぼ目立たないように作成できます。
2つ目に気を付ける点は、何種類かのデザインが必要になるかを明らかにすることです。下記の画像の例では、縦1.4メートル、横2.8メートのバックボードを設置する場合のパターンデザイン例です。
時と場合で組み合わせを変更できるようにするためには、分割されるパネルのマスを正方形にした上で、パネル内のマスの数が偶数になるようにデザインすることです。下の例では宅急便の料金840円以内の送料(それを超えると送料が3000~10000円もかかる)で、最も少ない枚数に分割するには、700mm x 700mm サイズのメディアを利用します。すると、縦3マス、横3マスを1枚に印刷しますが、A,Bの2つのパターンが必要となります。そして、ひとマスは23.3cmの正方形になります。
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ネットでポップのバックボード制作サービスの詳細
品質について プロデザイナー御用達の大判プリントの専門家、ネットでポップが1枚1枚、丁寧にプリントします。商業用の最高品質の大型インクジェットプリンタを利用し、ベテランオペレータが高画質で印刷します。仕上がったバックボードは、ご指定の場所にお届け,お送り先は、ご自宅やご指定の住所に宅急便でお届けします。また送料が高価な場合やお引き取りをご希望のお客様には、店頭でのお受渡しにも対応させていただきます。
デザイン
上記「バックボードのデザイン」の章で解説した面倒な格子柄デザインはネットでポップが製作させていただきます。ロゴや、会社名、マークなどのベジェ関数ファイルをお持ちでない場合は、弊社の方でオプショナルで作業を承ります。デザインテンプレートを利用して作成されたデータなど、印刷用データをお客様がご用意いただくくともできます。
納期
デザインが確定しているならば、約3日後にはお手元に届きます! お急ぎの場合は、午後2時までに印刷可能な事が確認できた場合に、翌日に出荷します。
※3営業日程度で宅急便にてお届けすることを基本納期としております。但し 仕様や混雑状況、お客様からご注文いただいた枚数が多い場合には、納期が1~2営業日延びることがあります。納期にゆとりがない場合には、事前にメールかお電話でご相談ください。
送料とお届けにかかる日数送料:全国一律840円(税抜)
本州へのお届けには出荷日翌日、北海道と九州へは出荷日翌々日、沖縄県へは3日間の配送期間が必要です。発送日+配送期間でお客様のお手元に届きます。詳しくは納期についてをご覧ください。
料金
印刷用データを既にお持ちのお客様は、下記よりお進みください。印刷用データをお持ちの方のご注文
タイプ
バックドロップの汎用品は下記4種類をご用意しています。短期利用・巻き取りタイプは経済的な用紙を利用し、それ以外はいずれもフォト光沢紙を利用します。
もちろん、お客様の寸法、デザイン、ご要望サイズでの分割依頼も大歓迎です。ご注文の際の備考欄にご要望を記入してください。
下記はネットでポップで簡単にご注文いただける、汎用バックパネル4種類です。
並べ方自由な正方形パネル9枚セット 記者会見背景 36,000~
1枚が700mm x 700m の正方形となっています。正方形に組むと2.1m x 2.1m のバクボードとりし利用できます。2段組の8枚の利用時では、1.4m x 2.8m の長方形のバックボードとして利用可能です。会場のセットに合わせて並べ替えて利用することができるので便利です。
短期利用・巻取りタイプ4枚セット 記者会見背景 13,700~
1枚がサイズ(900mm x 900mm)です。4枚セットなので1.8m x 1.8m となり、必要最低限の大きさでご利用される場所に最適です。こちらはパネルではなく、巻き取り式で、レイアウトを変更して利用する会場、短期間だけ利用する場合に最適です。
パネルタイプ 記者会見背景 5,600~/枚
1枚がA1サイズ(594mm x 841mm)となっています。必要枚数を並べ、壁やパーテーションに貼り付けてご利用いただきます。
巻取りタイプ 記者会見背景 5,500~/枚
1枚がB0サイズ(1030mm x 1456mm)です。ご利用される場所に合わせて、必要枚数をご注文ください。2枚あれば人を足元から撮影しても背景内に収まります。
短期利用の例として大阪府のバックボードを例にご紹介します。大阪府のバックボードは、4月1日ではロゴと文字だけでした。ところが、4月13日には違うデザインになっており、「外出を控えましょう」「3つの密を避けましょう」が加わっていました。必要に応じてデザインをすぐに差し替えていることがわかります。
大阪府のバックボード1
大阪府のバックボード2
ラミネート
ラミネートは、グロス(つやあり)かマット(つや消し)のいずれかをご指定ください。
表面積によって加工料金が違います。マットとグロスはどちらも同じ価格です。
艶のあるグロスのイメージ | 乱反射を押さえたマットなイメージ |
注文の方法
印刷用データをお持ちの方でカスタムサイズ、仕様をご希望の場合は、下記のフォームの備考欄にご希望を入力してください。
テンプレートを利用してネットでポップにてデザインを作る場合は下記のフォームに従ってご注文ください。
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余談
みなさんはどんなキーワードでこのページに辿り着いてくださったのでしょうか? インタビューパネル? バックボード? 余談の章では、この商品の一般化された、または定着した呼称はあるのか? という、まったくの余分なお話しをさせていただきます。
さて、ここは日本。 一般名詞化すべき単語にカタカナを使うか、日本語を使うか、特に気にする必要があるのかどうか、は議論の余地があると思います。 現代社会にはカタカナが溢れ、語源が不明なものも多いので、バックボードの英語について調べてみることにしました。
私は、カタカナは外来語(特に英語)と発想するクセがあり、お店に来る英語を話すお客様にはついつい「カタカナ」で言えば通じるだろうと思って口走ってしまうのです。 ところが実に多くの場合、通じないのです。「英語をカタカナにしたはずの言葉」でも、通じないことが多々あるのです! 発音の問題とは別の問題の話です。 最初にカタカナにする際の決まりが標準化されていないためなのでは?と思ってしまいます。 この商品は「カタカナで言ったら通じる名前」にしてもらえると助かるなぁという思いです。 英語では〇〇、カタカナでは△△と覚えていられるほど、脳に容量が残っていないからです。
では勝手に適切なカタカナを考えてみます。 まず、写真・動画撮影に使う背景のことを英語で「Backdrop」バックドロップと言います。 バックドロップというものは、上から吊り下げ(ドロップ)られる物 という意味です。 劇場や撮影所で始まったことから、吊り下げられていることが多く、そう呼ばれています。 パネル状・板状になったものは「Banner」バナーという言い方が一般的です。 意味は「横断幕、または旗」です。
この商品を表現するには、バナー または バックドロップ を使い、次に、「格子模様、市松模様、チェック柄」に該当する英語「plaid」プレイド、「checkerd」チェッカード を組み合わせて、確かめてみます。
Googleイメージ検索で、”plaid banner”,”plaid backdrop”,”checkered backdrop”,”checkered banner” と次々に検索してみても、ズバリなものは表示されません。
どうやら、格子柄は「step and repeat」ステップアンドリピート というのが業界用語のようです。
同じようにGoogleイメージ検索で [step and repeat backdrop] と [step and repeat banner] は、ほぼ同じ検索結果が出てくるので、ひとによって言い方が違うという程度の差でしょう。 という事は、カタカナにすると、
・ステップアンドリピート・バックドロップ
・ステップアンドリピート・バナー
ということになります。 ずいぶん長いですね~。
思い直しわざわざカタカナにせず、漢字で表現するとどうなるのでしょうか?
・格子柄背景、または、チェック柄背景
・格子柄横断幕、または、チェック柄横断幕
ボードやパネルは、板ですから、その意味を追加した「格子柄背景板」はどうでしょうか? 良いと思うのですが・・。
みなさん、「格子柄背景板」はネットでポップが激安で~~す。と叫んでも、誰も「格子柄背景板」などというキーワードでググってくれないでしょうから、独りよがりになります。
日本語の方が短くて、覚えやすくないですか?
という訳で、格子柄背景板の記事はこれでおしまいです。ありがとうございました。
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